POINT
4種の有効成分のはたらき
- 炎症をしずめる プレドニゾロン酢酸エステル
- ステロイド性抗炎症成分※で、炎症をおさえ、出血・はれ・かゆみをしずめます。
- 痛みやかゆみをしずめる リドカイン
- 局所麻酔成分で、患部の感覚を一時的に麻痺させ、痛みやかゆみをしずめます。
- 傷の治りをたすける アラントイン
- 傷の治りをたすけ、組織を修復します。
- うっ血の改善をたすける ビタミンE酢酸エステル(トコフェロール酢酸エステル)
- 末梢の血液循環をよくし、うっ血の改善をたすけます。
この医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。
★指定第2類医薬品について
第2類医薬品のうち特別の注意を要する医薬品です。
「してはいけないこと」の確認を行い、使用について薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
主に肛門内側の痔に
ステロイド成分を配合しています
第2類医薬品
おしりに入れるには、ワケがある!「1分でわかるボラギノール®の思いやり設計~坐剤 篇~」
特徴1
4種の有効成分が痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
POINT
※ステロイド外用薬の使用に対して不安を感じていらっしゃる方へ
ボラギノールAシリーズに配合されているステロイド成分(プレドニゾロン酢酸エステル)は、体内で作られる副腎皮質ホルモンを化学的に合成した成分です。
ステロイド外用薬の中で効力の弱いランクに分類されており、適正に使用すれば、過剰に心配する必要はないとされています。
特徴2
体温ですみやかに溶け、患部に直接作用する製剤設計
効果の発現をよくするため、体温ですみやかに溶ける油脂性基剤「ハードファット」を使用しています。
刺激が少なく挿入しやすい油脂性基剤「ハードファット」が傷ついた患部を保護し、スムーズな排便をたすけます。
ボラギノールの3つのポイント
どのような痔疾用坐剤も、肛門内に挿入されると直腸膨大部に自然におさまります。しかし、肛門内側のいぼ痔やきれ痔(さけ痔)などは、直腸膨大部の少し下に位置する肛門に発生するため、坐剤挿入後に「溶けて」「拡がる」という一連の作用が求められます。
ボラギノールA坐剤は、上図のように
ことによって、これらの作用がすばやく行われて効果を発揮するよう製剤設計しています。
<参考>坐剤は患部に止まるものではありません
痔疾が発生する肛門は、非常に発達した内・外2層の括約筋で周囲を取り囲まれています。これらの筋肉には、適度な緊張を保って常時肛門を閉める作用があるため、この作用に逆らって、坐剤が痔疾患部に直接止まることはありません。挿入された坐剤は、直腸膨大部まで入っておさまるか、挿入が不十分な場合は、そのまま出てきてしまいます。
ボラギノールA坐剤を10日間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
各製品の主な分類については、下表をご参照ください。
各製品の詳細は、製品情報一覧をご確認ください。
シリーズ |
シリーズ |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 4種の有効成分がはたらいて、いぼ痔・きれ痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮する | 4種の有効成分がはたらいて、いぼ痔・きれ痔による痛み・かゆみにすぐれた効果を発揮する | 10種の生薬エキスを配合。血液循環を改善するとともに、いぼ痔・きれ痔による痛み・出血・はれ・かゆみなどの症状を改善する | 3種の生薬エキスを配合。血液循環を改善するとともに、いぼ痔・きれ痔による痛み・出血・はれ・かゆみなどの症状を改善する | ||||
ステロイド | (プレドニゾロン酢酸エステル) |
|||||||
有効成分 | プレドニゾロン酢酸エステル リドカイン アラントイン ビタミンE酢酸エステル |
リドカイン グリチルレチン酸 アラントイン ビタミンE酢酸エステル |
以下エキス
オウバク、カンゾウ、
コウカ、サイコ、 ショウマ、ソウジュツ、 ダイオウ、チンピ、 トウキ、トウニン |
ボタンピエキス セイヨウトチノキ種子エキス シコン水製エキス ビタミンE酢酸エステル |
||||
剤形 | 坐剤 | 注入軟膏 | 軟膏 | 坐剤 | 軟膏 | 錠剤 | 顆粒 | |
痔 の 種 類 と 適 正 剤 形 |
内側の いぼ痔 【内痔核】 |
坐剤 | 注入軟膏 | 軟膏 | 坐剤 | 軟膏 | 錠剤 | 顆粒 |
外側の いぼ痔 【外痔核】 |
坐剤 | 注入軟膏 | 軟膏 | 坐剤 | 軟膏 | 錠剤 | 顆粒 | |
きれ痔 【裂肛】 |
坐剤 | 注入軟膏 | 軟膏 | 坐剤 | 軟膏 | 錠剤 | 顆粒 | |
1日使用回数 | 坐剤1〜2回 |
注入軟膏【注入】 1〜2回 【塗布】 1〜3回 |
軟膏1〜3回 |
坐剤1〜2回 | 軟膏1〜3回 | 錠剤3回 | 顆粒2回 | |
詳細 | 坐剤詳細は こちら |
注入軟膏詳細は こちら |
軟膏詳細は こちら |
坐剤詳細は こちら |
軟膏詳細は こちら |
詳細は こちら |
詳細は こちら |
いぼ痔・きれ痔(さけ痔)の痛み・出血・はれ・かゆみの緩和
被包を除き、次の量を肛門内に挿入すること。
年齢 | 1回量 | 1日使用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1個 | 1〜2回 |
15歳未満 | 使用しないこと |
【成分・含量】 | 【はたらき】 |
---|---|
プレドニゾロン酢酸エステル …1mg |
炎症をおさえ、出血、はれ、かゆみをしずめます。 |
リドカイン…60mg | 局所の痛み、かゆみをしずめます。 |
アラントイン…20mg | 傷の治りをたすけ、組織を修復します。 |
ビタミンE酢酸エステル (トコフェロール酢酸エステル)…50mg |
末梢の血液循環をよくし、うっ血の改善をたすけます。 |
添加物:ハードファット
※この医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、『使用上の注意』をよく読んでお使いください。