おしりから出血!でも痛くない?これっていぼ痔かも。痛くなくても早めの対処を!
おしりから少し出血したり、トイレットペーパーに血がついていたりするけど、痛みはほとんどない、といった経験はありませんか?そんな時は、まず肛門内側のいぼ痔(内痔核)を疑ってみてください。
肛門の内側(直腸内)にできるいぼ痔(内痔核)は、排便後などに出血を起こします。この部分は痛みを感じにくいため、内側のいぼ痔(内痔核)は気づきにくく、放置しがちだといわれています。
痔は成人の半数以上が患っているとされていますが、そのなかでも最も多い疾患が内側のいぼ痔(内痔核)といわれています注)。痛みがない分、放っておくことも多いのですが、放置すると症状が悪化し、手術が必要になるケースもあります。できるだけ、早期に対処するように心がけてください。
対処法としては、
①食生活をはじめ普段の生活習慣に気を付ける
②市販薬を使用する
③大腸肛門科など専門医に相談する
などの方法があります。
出血の頻度や程度、直腸・肛門付近の違和感など、その時のご自身の状態を踏まえ、適切な対処法を取り入れてください。
注) 患者数については諸説あります。