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    自宅でできる応急処置と危ない出血の種類

おしりから血が出た!
自宅でできる応急処置と危ない出血の種類

※本ページでとり上げている痔のタイプの症状はあくまで目安であり、応急処置は病院に行くまでの一時的なものです。下記のような症状があった場合は、必ず病院を受診しましょう。また、痛みと出血など、複数の症状が同時に起こっている場合は、より症状の強いほうの対処法を実践しましょう。

突然の出血の場合

出血の仕方は、痔の種類や進行度合いによって異なりますが、大腸がんなどの可能性もありますので、応急処置後は必ず病院を受診することが大切です。

出血時のケア方法

出血を抑える

突然の出血の場合、おしりをきれいにしたら、下着が汚れないよう、肛門部にトイレットペーパーやコットンなどを当てて、「突然の痛みの場合」同様の方法でしばらく横になりましょう。

出血の仕方:1.トイレットペーパーに血がつく

考えられる痔のタイプなど

きれ痔(裂肛)か内側のいぼ痔(内痔核)の初期が考えられる。痛みがあればきれ痔(裂肛)の場合が多い。

ケア方法

入浴などでおしりをきれいにしたら、下着が汚れないよう、おしりにトイレットペーパーやコットンなどの柔らかい素材を当てて「突然の痛みの場合」のケア方法同様に安静にする。

出血の仕方:2.便器にポタポタ血が落ちる

考えられる痔のタイプなど

やや進行していぼが大きくなった内側のいぼ痔(内痔核)の場合に多い。

ケア方法

入浴などでおしりをきれいにしたら、下着が汚れないよう、おしりにトイレットペーパーやコットンなどの柔らかい素材を当てて「突然の痛みの場合」のケア方法同様に安静にする。

出血の仕方:3.勢いよく出血する

考えられる痔のタイプなど

さらにいぼが大きくなった内側のいぼ痔(内痔核)が考えられる。

ケア方法

入浴などでおしりをきれいにしたら、下着が汚れないよう、おしりにトイレットペーパーやコットンなどの柔らかい素材を当てて「突然の痛みの場合」のケア方法同様に安静にする。

出血の仕方:4.便に黒ずんだ血が混じっている

考えられる痔のタイプなど

大腸などからの出血が疑われる。ただし、逆に黒ずんでいないからといって安心してはいけない。鮮血でも大腸からの出血の場合がある。

ケア方法

すぐに病院を受診する。

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